7月~9月 例会メモ

7月10日 マッチボックスマンボの復習、フェニックスカードの講習、カードマジックの講習がありました。
カードマジックの講習

カラーチェンジ
○最初から右手で●●ム
○左手デックを右手でカバーし、右手を手前にずらしてカードを確認し、
 再び右手でデックをカバーして手を開けるとトップカードが変わっている。

フォアエーセスのオープニング(エースの出現方法)
○客にテーブル上の裏向きデックを2つに分けてもらい、
 さらにそれぞれのパケットを2つに分けてもらう(全部で4つのパケット)。
 片方の端のパケットから順に取り上げ、トップから3枚を下に回し、
 次の3枚を1枚ずつテーブル上の3つのパケットの上に乗せてもらう。
 これを4回繰り返す。それぞれのパケットのトップカードを表向けると全てA。
○裏向きデックを持ち、トップから1枚ずつテーブル上に配っていき、
 好きなところで客にストップをかけてもらう。
 配ったカードを取り上げてトップから順にテーブル上に1枚ずつ配って4つの山を作る。
 それぞれのパケットのトップカードを表向けると全てA。


『エースの入れかわり』

「カード奇術入門」にはビドルムーブを使う方法が載っています。
私は、裏向きに混ぜながら最初のエースを見せる準備(ブレイク)をし、
2枚目はテキストどおりの見せ方をしています。

私が初めて演技を見せてもらった時は、
「ハートは愛情、ダイヤは財産を意味しています。あなたはどちらが欲しいですか」
「少し動かします。見失わないように見ていてくださいね」
「あなたが欲しいものはどちらでしょう」
「そうですね」
と言って自分だけチラッとカードを覘き、
「今度はもっと複雑に混ぜます」
「さあ、どちらでしょうか」
どっちを選んでも2枚とも表向きにして、
「どうやら愛情にも財産にも縁がないようですね」
というものでした。

よく使っています。


7月24日 フェニックスカードの復習、カードマジックの講習がありました。

フェニックスカードはメンバー一人ずつ発表しました。
沈黙して行う演技が気になりました。
最初の所はしゃべりながら演じるのもわかりやすいかもしれません。

「いつもは皆さんの前で破って始めるのですが、
今日はおめでたい席ということで、破るのは縁起が悪い。
自宅でていねいに切ってまいりました。」
とか、
「今日は割り当ての時間が少ないと言われまして、
いつもなら破るところで5分ほど時間がかかるのですが、
今日はスピーディーに行おうと思い、前もって切ってまいりました。」
なんていうのはどうでしょう。

カードマジックは
「予言」
「4枚のAの出現」
「4枚のA(最後にAだけが表になっている)」
の3種類の講習でした。

「予言」は、前もって客の選ぶカードを宣言し、
テーブル上に広げられて混ぜられたカードの中から
客に1枚自由に選んでもらうものです。
「あれ?」という表情をして2枚目の予言、選択、3回目は自分で
予言をして選ぶという流れですが、
最後に全て一致しているという終わり方と、
途中の「あれ?」が、どうもしっくりきません。
何か違う演出のほうがよいのでしょうか。

「4枚のAの出現」は、
客にテーブル上で4角形にデックを4等分してもらい、
(x=-、y=+)に右手、(x=+、y=-)に左手を置き、
右手で2枚持ち、左右の手の場所を入れ替え、
それぞれの手はトップカードを1枚ずつ持ち、
右手は上のパケットに、左手は下のパケットに表向きに持った
カードを置き、すかさず元の位置のパケットから1枚ずつ取って
そのパケット上に表向きに置くと4枚のAが揃うというもの。

「4枚のA(最後にAだけが表になっている)」
 手順
①4枚のAをテーブル上に表向きに並べて置く。
 4枚のAの上に他のカードを3枚ずつ裏向きに置く。
②左側の2つのパケットを重ねて1つにする。
 右側の2つのパケットも同様に1つにする。
  (左右2つのパケットができる)
③右側パケットをひっくり返す。(Aが裏向き状態となる)
④左右それぞれのパケットを別々にシャッフルする。
⑤左右の手にそれぞれパケットを持ち、
  トップから左右の手で1枚ずつテーブル 中央に重ねて置く。
 (1枚ずつ混ざる状態となる)
⑥全体をまとめ、
  上から1枚ずつテーブル上に4つのパケットを作るように配る。
⑦左縁のパケットをひっくり返して左から2番目のパケットに重ね、
 そのパケットを丸ごとひっくり返して
  左から3番目のパケットに重ね、
 さらにそのパケットを丸ごとひっくり返して
  一番右のパケットに重ねる。
⑧全体をリボンスプレッドすると、
 裏向きカードの中で4枚のAだけが表向きになっている。

解説
Aが表の状態(他のカードが裏の状態)をパリティ表(P0)とする。
Aが裏の状態をパリティ裏(P1)とする。
①では、4つのパケット共にP0
③では左パケットがP0、右パケットはP1。
 これは④でシャッフルしても変わらない。
⑤では、下から1枚ずつP0、P1、P0、P1・・・P0、P1となる。
⑥では、左のパケットからP1、P0、P1、P0となる。
⑦では、左縁のパケットをひっくり返すとP1が左から2番目の
 パケットと同じP0となる。
 同様に左から3番目に重ねるときにはP1となり、
 一番右に重ねるときにはすべてがP0となる。
 すなわち、全てがAが表の状態(他のカードが裏の状態)なので、
 そのままスプレッドすれば結果は⑧となる。

これらを踏まえると、
●⑤のあとで、カットができる。シャッフルはできない。
 (P0、P1・・・の順がP1、P0になるかもしれないということだけで
 (確率は0.5)、それは⑧の前に全体をひっくり返せば足りる。)
●⑥のときに4つに分けるのではなく、6つに分けてもいい。
 (偶数ならいくつに分けてもかまわない)
●⑥のときに3つに分けたときは、左から6枚
 (トップがP0、ボトムがP1)、
 5枚(トップがP0、ボトムがP0)、5枚(トップがP1、ボトムがP1)
 のパケットとなり、左から順に3つのパケットを重ねても、
 右から順に重ねてもパリティは元通りに1枚ずつ交互になるので、
 再度⑥⑦⑧と続ける事が可能である。
 この場合は必ず真ん中のパケットはデックの中央にすること。
●⑥のときに5つに分けても、
 左から順に5つのパケットを重ねるか、
 右から順に重ねるかすればパリティは元通りに1枚ずつ交互になるので、
 再度⑥⑦⑧と続ける事が可能である。

これらのことが可能になります。
より不思議になるのか、ややこしくなるのかは別の話です。
カットについては入れると効果がアップするのではないでしょうか。


8月14日 ダーマスダデックの講習と、Mr.mirrorさんによる「スペードのAの魔力」と「カード当て(新聞切り)」のレクチャーがありました。 

カード当てでは、Mr.mirrorさんが新聞紙のセットを全員分作ってきていただきました。
ありがとうございました。

「・・魔力」は、3枚のカードを使い、2枚のカードの間に1枚カードを挟んでから軽く振ると、
挟んだカードが表向きになったり色が変化したりするものです。

似た現象の映像は↓
http://jp.youtube.com/watch?v=9ZkEjdtm_z4&feature=related

「カード当て」は、カードを2人に1枚ずつ覚えてもらい、新聞紙を切りながら当てていくものです。
原案は4枚のカードを当てるものです。

「・・魔力」につきましては、mirrorさんからいただいた解説書に手を加え、
カラー写真を2枚目に貼りましたが、白黒写真でできないかなと思っています。
でも赤裏と青裏の違いがわからなくなってしまうだろうなあ。

「・・魔力」の正式名称をどなたかご存知ありませんか?


8月28日 ダーマスダデックの復習と、Mr.mirrorさんによる「スペードのAの魔力」と「カード当て(新聞切り)」の復習、世界のトミーさんの披露宴用カードマジックのレクチャーがありました。 

Mr.mirrorさんのレクでは、「カード当て(新聞切り)」から、「魔法のカーペット(キング)」、「Aの出現」と
続けて演じる演じ方の説明がありました。

セットが必要な3種類を演じるためにはバラバラの演技になりがちですが、
Mr.mirrorさんのスムーズに続ける工夫はルーティーンを組み立てる時の参考になるでしょう。

世界のトミーさんのマジックのアウトライン

①赤いカード10数枚と黒いカード10数枚の二つのパケットを示し、赤いカードのパケットは新婦に、
 黒いカードのパケットは新郎に渡してよく混ぜてもらう。
②新婦に自由にパケットを2つに分けて(上から数枚持ち上げて)もらい、
 残りの一番上のカードを客と共に覚えてもらう。
③新郎にも同様にしてもらい、元に戻すが、新郎のカードは表向きにする。
④全てのカードを集めて、カットをしてから新郎と新婦の手の上に1枚ずつ配る。
 (新郎のカードのみ表向きなので、どこにあるのか分かる状態)
⑤「二人の仲が悪いと、ここで別々の道を歩むことになるでしょう」
 新郎のカードがないほうのパケットを取り上げて新婦に見せ、この中にあるかどうか尋ねる。
 「ありません」「よかったですね。でも試練はまだ続きますよ。」
⑥ないパケットは片付け、新郎のカードがあるほうのパケットを取り上げて、
 カットをしてから新郎と新婦の手の上に1枚ずつ配る。
⑦⑤と⑥を、残りが4枚になるまで繰り返す。
 4枚を2つのパケットにしたところで、新郎のカードがあるほうのパケットを取り上げ
 「二人はベストカップルになったでしょうか。新婦さんのカードは何でしたか?」
 裏向きのカードを表向きにし、新郎カードと共に客に示して
 「素晴らしく仲の良いお二人です。本日はおめでとうございます。」
 
*口上は勝手に書かせていただきました。10数枚とは16枚です。

今度、老人会で演じてみようと思いますが、いい口上はないでしょうか?


9月11日 「紙幣になる白紙」の講習とoh-noさんのカードマジック基本技法レクチャーがありました。

「紙幣になる白紙」では、白紙6枚が1枚ずつ1億円札に変化し、最後は6億円になります。
TVドラマの「6億円を掴んだ男」に絡めて口上を言えば、面白いのではないでしょうか。
次回は一人ずつの発表が待っています。

カードマジック基本技法レクチャーは、バックルカウントでした。
一枚ずつ捨てていっても常に6枚になるカードの実演の中での解説でした。


9月25日 「紙幣になる白紙」の復習と、oh-noさんのカードマジックと基本技法レクチャーがありました。 

「紙幣になる白紙」は復習したあとで一人ずつ発表しましたが、時間前の自主練習のときには
最初の持ち方を忘れてしまっていました。

福沢さんがこっちを向くようにして、その手前に白紙を置き左手で持つ。
右手を親指が客側になるように向けて白紙の下側から持ち、右手首を返して裏表を見せ、
戻してから左手親指で1枚ずつ左手に取る。という動作は基本です。

1枚ずつ1億円札にする時に「表向きで下に入れる」方法と、
「裏向きで上に乗せる」方法とがあります。どちらが自然かは議論の分かれるところでしょう。

カードマジック基本技法レクチャーの前に技法のいらないマジックのレクチャーがありました。
シャッフルされたデックから2枚カードを出して、トップから1枚ずつテーブルにカードを置いていき
客にストップをかけてもらったところにあらかじめ出しておいたカードを表向きに置く動作を
2回繰り返し、全体をスプレッドすると表向きのカードと隣のカードがペアになっているというものです。

9月28日追記
YNさんからのコメントで原題を教えていただきました。
原案では、客の手で始まり客の手で終わる(2枚のカードを選ぶときだけ
マジシャンがカードを手にする)ことがセールスポイントとされています。
客にデックを渡して1枚ずつテーブルに置かせて好きなときに止めてもらい、
その上に表向きにカードを置かせ・・・というのをすべて客にしてもらいます。
(More self-working中No1)

同じ原理を使い、結果も似たマジックに「Impulse」(New self-working中No49)
というのがありますが、レクチャーを受けたマジックのほうが断然良いと思います。


カードマジック基本技法レクチャーは、グライドでした。
客が覚えたカードを捜すが、なかなか出てこない。
客が「違う」と言ったカードが客の覚えたカードになるというマジックの実演による解説でした。



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この記事へのコメント

YN
2008年07月12日 22:59
出現させた4枚のエースを使って行う、「赤いエースと黒いエースの交換」の二つの方法の解説もありました。
taka
2008年07月15日 07:22
2種類の方法が思い出せません。
簡単に書いていただけませんか?
YN
2008年07月15日 22:36
 4枚のエースを裏向きに持ちます。トップカードを返して赤色のエースを見せ、裏向きにテーブルに置きます。ボトムカードを赤色のエースと見せ、裏向きにテーブルに置きます。テーブルのどちらがハートか尋ねます。テーブルのカードをあけると、2枚は黒いエースに変わり、手の中の2枚が赤いカードです。
 Ohnoさんは、解説した4Aの出現トリックは、種明かし用にはいいが、好きではない。しかし、この赤・黒交換トリックは好きだと言っていました。わたしも好きなトリックの一つです。明快、ビジュアル、傑作と思います。
 これは、「ジェイコブ・デイリー(ヤコブ・ダレイ)のラストトリック」として、有名ですね。わたしがこの現象の最初に覚えた方法は、グライドを2回使うものでした。
YN
2008年07月25日 21:05
7月24日分について
1.最初のしゃべり、TAKAさん案のようなものも、よいですね。

2.「4枚のエースの出現」
 これは、高木重朗の「フー・カッツ・ファースト?」です。単純・巧妙で、わたしはすきなものです。
 原案では、TAKAさん風の表示をすると、まず右手を(x=-, y=-)に掛け、左手を上に交叉して(x=+, Y=+)に掛けます。当然最初の4分割もこれに合うようにしています。以下の手順は省略しますが、こちらのほうが合理的と思います。
 
3.「4枚のA(最後にAだけが表になっている)」
 TAKAさんの解説どおりですが、位置が問題ではなく裏か表かだけの問題ですから、手順⑤で2つのパケットを1枚ずつ交互に置けば、一方のパケットは偶数枚目(または奇数枚目)になるわけで、それがわかれば後の手順は自ずとわかります。でも、一見、こんなに混ぜて何故そろうのと思わせるようにうまく組んではありますね
taka
2008年07月26日 01:49
「4枚のエースの出現」について、YNさんのコメントのように左右の手が交差していれば、右手の動作がカバーされて合理的ですね。

自宅で「最後にAだけが表になっている」マジックを演じてみました。左右のパケットを1枚ずつ混ぜた後カットをし、3つの山に分けて揃え、カットをしてから5つの山に分けて揃え、カットをしてから6つの山に分けてくるくるまとめてリボンスプレッドをしました。ここまでやると「ややこしくてよくわからない」が「本当に自動的になるのか不思議だ」ということでした。
Tomy
2008年08月18日 03:24
taka様 久々にコメントします。「スペードのAの魔力」はギミックを貼り付けて使うもので、よくお土産屋にあるものでしょうか?どのようなものか御教え願います。
taka
2008年08月18日 05:57
全くのテクニックものです。
YN
2008年08月19日 21:45
Mr.mirrorさんの新聞によるカード当ては、会長から、むかしプロから4段階の方法を教えてもらった等の話がありました。

たまたま気賀康夫「ビギナーズマジック」に目を通していたら、「新聞はカードを知っている」の題で4段階の手順が載っていました。「手軽に演じられることと、大変効果的な演出であるということで、我が国でもポピュラーとなり、・・・」と書いてあります。

カードを選ばせるのに、カット・ディーパー・フォース(と書いてはいないですが)を使っています。やさしく行えて適切と思いました。
Tomy
2008年08月30日 03:50
Takaさん。飛び入りにもかかわらず、手順紹介もして頂き有難うございます。今後も都合の良い時に定例会に出席させて頂けるのなら、アメリカで覚えたものを色々紹介していきたいと思います。あと老人会でやられるなら、「今からお二人がまだまだ末長くお付き合いできるかどうかを占ってみたいと思います。では今後も末長くお付き合いしたいと思っている方はみえますでしょうか?」と言って始めては如何でしょうか?
taka
2008年09月06日 05:05
oh-noさんから「…の魔力」に似た映像の紹介をいただきましたので、リンクを貼りました。
Tomy
2008年09月06日 07:13
「oh-noさんからの「…の魔力」に似た映像」見させて頂きました。殆どmirrorさんの演じられたものと一緒ですね。とにかくこれを自分のものに出来るように練習したいですね。
YN
2008年09月26日 21:25
9/25のoh-noさんの「カードマジック基本技法レクチャーの前の技法のいらないマジック」は、カール・ファルブズの「ジェミニツイン」ですね。
わたしもすきです。
YN
2008年09月27日 10:28
taka さん
新しいコメントが記入されると、件数がプラスされ、「新着コメント」欄にも出るのでわかりやすいですが、「例会メモ」に追記、変更などをされた場合、気づかずに見過しやすいです。
今年から「例会メモ」は3ヶ月のくくりになっていますので、3ヶ月目になって長くなっていますのでその傾向が強いです。
どこかをみると、「例会メモ」の内容に変化があったことがわかるところはありませんか。
taka
2008年09月28日 19:58
9月28日追記しました。

これから、こんな感じでコメントに入れます。
YN
2008年09月29日 21:49
takaさん
有難うございます。