10月~12月 例会メモ

10月9日 「紙幣になる白紙」の復習、「遊扇花」の講習、カードマジックのレクチャーがありました。

「遊扇花」は、成金扇子のフラワーバージョン。
秘密の動作が成金扇子の倍ほど必要です。
気になったのは秘密の動作が大きすぎることと、花が単色だったこと。
それなら
①秘密の動作をなくす。
②2色以上の花が出現する。
の2点を改良すればヒット商品になるかも。

①について素案は思いつきましたが、試作品を作ってみないと・・・
②についてのいい工夫はないでしょうか。
ルポールの言う「simplicity」を基本に改良してみましょう。


カードマジックでは、

mr.Mirrorさんが19時前に1題実演・解説してくれました。
デックから10枚表向きにテーブルに並べる。(5枚×2行)
次にデックを左手に持ち、ボトムから1枚ずつ取り、裏向きにテーブル上の
カード上に重ねて置いていくが、置くときに客に「好き」か「嫌い」か言ってもらい、
好きなら同じ向きに重ね、嫌いなら横向きに重ねる。
これを10回繰り返す。
客が好きと言ったペアは同じ数字になっており、
嫌いと言ったペアはバラバラの数字になっているというものです。
9月第2回レクチャーの技法を使って簡単にできるものでした。
ポイントはボトムにエキストラカードを1枚置くことです。

YNさんのカードマジックレクチャーは2題でした。
「素早い入れ替わり」Peter Duffieは、解説書まで作っていただきました。
黒いキングに挟まれた黒いAと赤いキングに挟まれた赤いAの6枚のカードを
1枚ずつ数えると、Aだけが入れ替わったり、キングが入れ替わったりするものです。

また、9月第1回の技法を使った「ヘルレイザー2」というマジックは
ジョーカー2枚とJ、Q、Kの5枚を使い、絵札がジョーカーを通り抜けるという現象です。
前半は絵札を下に入れても上に上がってくるというアンビシャスカードのような現象。
後半はエレベーターカードのような現象です。
前半のずれを利用して後半の現象を起こすという合理的かつ巧妙な組み立てです。


10月23日 「紙幣になる白紙」の復習、「遊扇花」の復習をしました。

「遊扇花」では、3~4回ごとに花を見せる演技の練習をしました。
1回目・・・左手で花を取って消す。
2回目・・・取った花をポケットに入れる。
3回目・・・取った花をポケットに入れる。
4回目・・・取った花を見せてテーブルに置く。
以降は2~4繰り返し。

ポケットの中はクリップを前側にし、
小指で根元を保持しながらクリップをはずすとスムーズに演技ができます。

成金扇子のように、最初から1つ挟んでおいて叩いて出す方法も良いかも
しれません。
その花がガラスのボックスに落ちたら満開になるという演出なら面白いかも。
ただ叩き落すだけでは演技の流れを止めてしまう感じがします。


カードマジックはYNさんのレクチャーがありました。

12枚のカードから1枚客に覚えてもらい、あるかないかを2回尋ね、
相手のおまじないの場所から覚えたカードが出現するものです。
*マジックの題名は何でしょうか?

①12枚のカードを客に渡してよくシャッフルしてもらい、
  6枚ずつの2つのパケットに分けてもらう。
②片方のパケットから1枚カードを覚えてもらい、そのカードをその
  パケットの中(6枚の中)に入れてもらう。
③そのパケットを残りのパケットの上に乗せてまとめ、返してもらう。
④演者はカードをトップから順に上下に1枚ずつずらして
  (アウトジョグ、インジョグ)二つのパケットを作り、
  片方の表を見せて、その中に客の覚えたカードが入っているか尋ねる。
  これを2回繰り返す。
⑤全体をまとめ、客におまじないの言葉を言わせる。
  その言葉にあわせて1枚ずつカードをテーブルに置いていく。
  残りのトップカードが客の覚えたカードとなる。

ポイント:あるときは上、次は下にすること。おまじないはラッキーセブン。
     上上と続けると、客が何枚目にあるかわかってしまうので、
     違う出し方をしたいときはシャッフルなどで調整すればよいでしょう。

 他の出し方としては、
(1)シャッフル5スリップカット1
  トップカードを見せて「違う」と言わせてから、袖で擦って客のカードにする。
(2)シャッフル6スリップカット1
  ボトムカードを見せてからカラーチェンジで客のカードにする。

他にもいろいろとバリエーションが工夫できそうです。

あと、OH-NOさんによるカット(フォールスカット)の説明がありました。

こんなカットはどうでしょうか。
左から置く場所をABCDとする。
①右手でデックを持ち、下から4分の1ぐらいをAに置く。
②残りの3分の1ぐらいをBに置く。
③残りの半分をDに置いて残りを右手で持ち上げると同時に
  左手でAのパケットを取り上げてCに置く。
④左手はBのパケットを取り上げ、空いたBの場所に右手パケットを置く。
⑤左手のパケットをCのパケットの上に乗せると同時に
  右手でDのパケットを取り上げる。
⑥左手はBのパケットを取り上げ、右手は持っているパケットをCの
 上に乗せる。
⑦最後に左手のパケットをCの上に乗せる。

文章にするとややこしいですね。


11月13日 「遊扇花」の復習、レインボーリングロープの講習(スーパーレインボーロープ手順の一部)、カードマジックのレクチャーがありました。

「遊扇花」の復習では、左手をポケットに入れてから、小指と薬指の間に
根元部分を挟むと持ちやすいというアドバイスがありました。

スーパーレインボーロープの手順は以下のとおり。
①それぞれ色の違う3本のロープを3つの輪にして空中に投げ上げると
 一つの大きな輪になる。
②その3色の大きな輪のロープと、3色3枚のシルクを共に袋に入れてから
 取り出すと、シルクが同色のロープの部分に結ばれている。
③ロープを引っ張ると結び目ごとシルクがロープから外れ落ちる。
④輪の結び目の1箇所を解き、ロープを手に巻いて魔法をかけると、
 結び目が消えて3色に染め分けられた1本のロープになる。

このうち、第1段の講習がありました。
数回にわたり講習を続けるそうです。

OH-NOさんによるカードマジックは、カットの復習のあと、
DLの説明・講習でした。

マジックは2題。

①客の覚えたカードを当てようとするが当たらない。
 客にカードを聞き、「そのカードは裏から捜すと見つかるのです。」
 客のカードが1枚だけ表向きで現れるというもの。

 この現象は「ひっくり返るカード」(バーノン?)に似たマジックで、
 ひっくり返るカードではコントロールでトップにし、
 ダブルの後でデックを返してからボトムから1枚抜き出しますが、
 このマジックではシングルのあとダブルをしてから左手デックを返し、
 ダブルのままカードをデックに乗せています。
 ★フェイスアップリボンスプレッド時にKEYを覚え、捜す時に客カードを2枚目
 にするのがポイント。
 
②ふじいあきらがテレビで数回実演したことのあるマジックで、
 トップカードを見せてそのカードを裏向きでテーブルに右手で隠しながら置く。
 右手を開けるとカードが消えている。デックのトップにもない。 という現象。

 左手と右手のタイミングが大切です。
 けっこう右手が左手の親指に引っかかっちゃったりします。
 難しいです。


11月27日 「遊扇花」の復習、レインボーリングロープの復習(スーパーレインボーロープ手順の一部)、カードマジックのレクチャーがありました。

「遊扇花」では、2色出てくるものも商品になっており、
会長から紹介がありました。
出てきた花の色が変わるのはたいへん良かったと感じました。
でも、扱いに苦労しそう・・・

レインボーリングロープでは、一人おきに発表しました。
ロープを結ぶだけなのに、なかなかスムーズに結べないものですね。


OH-NOさんによるカードマジックは、エルムズレーカウント2題でした。

①水と油
赤いカード4枚と黒いカード4枚を使い、赤黒交互になるように赤の間に
 黒を1枚ずつ入れます。
 1枚ずつ確認しながらテーブルに裏向きに並べ■、4枚ずつの山に分けて
 おまじないをかけると、4枚とも赤に、4枚とも黒になっている★。
 それぞれの山から1枚ずつ交互に2つの山に分けて(○XXX)混ぜても、
 表を見るとそれぞれ赤と黒の山に分かれている。
 再び赤黒交互になるようにそれぞれの山から1枚ずつ交互に2つの山に
 分けて(○X○X)バラバラなのを確認し■4枚ずつに分けるが、
 赤と黒に分かれてしまう★。
 二つの山をそれぞれ左右の手で持ち一瞬触れ合わせると、
 もとどおり赤黒交互に混ざってしまう。

②何回繰り返しても裏向きになるカード
 4枚の裏向きのカードを数えて示す★。
 トップカードを1枚だけ表向きにして全体をひっくり返して数えると、
 すべてが裏向きになっている。
 これを繰り返します。
 (4枚裏のうち1枚だけ表にして全体をひっくり返すと3枚表で1枚裏
  になるはずなのですが、スムーズに演じると、あれ?あれ?という
  感じになります。)


12月11日 「遊扇花」の復習、スーパーレインボーロープ手順フルコースの講習がありました。

 11月末に行われた名大マジックショーの感想、意見交換があり、
 学生のマジック、そのテクニック、発表会に向けての努力に対する
 評価は高かったようです。
 コミック系の評判は子ども受けがいまいちだったという感想もありました。
 テンポが遅いのではないかって。
 
 私も学生の時にトッパーマーチン風にリングのコメディーを演じましたが、
 当時は映像も見たことがなく、全く独自に組み立てました。
 自己満足のような早いスピードだったので、少し反省している所ですが、
 ポイント(独り言のところ)ではゆっくり演じるように気をつけました。

 最近のMANZAIも、テンポが早くたたみかけるようなものが多いですね。
 名大のマジックのコメディはホンワカした感じばかりですが、
 なんとなく「幕間コメディ」感があり、だらだらと感じるのかもしれません。
 パントマイムのような動き、オーバーアクション、2人組みでのいたずらの
 やりとり・・・ピエロ風の演出ですね。


  2008年最終の例会で配布したのは、レインボーロープ、袋、シルク、ウォンド、解説DVDです。
 これで全手順ができるようになりました。
 
 セットに時間がかかりますが、来年は通し練習が待っています。
 音楽に合わせて演じますので、みなさん、がんばってください。

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この記事へのコメント

YN
2008年10月25日 09:52
カードマジックの当て方は、上の説明のようにおまじない(Spell)で当てる方法のほかに、ダウンアンダー・ディール(Deal)で当てる方法を説明しました。
 原題は、"Spell or Deal, It's Up to You!"
です。作者は、Peter Duffie.
(例会メモの追記入がわかるコメントを入れてもらえるといいですね。)
Tomy
2008年11月10日 03:51
問題なければ、来年も新年会に参加させて頂きたく詳細が決まり次第、御連絡お願いいたします。
taka
2008年11月15日 04:48
11月13日講習メモを追加しました。
新年会の場所が決まりました。Tomyさんには、別途miwachanさんから連絡が行く予定です。

Tomy
2008年11月15日 06:57
昨日miwachanから案内状を頂きました。
有難うございます。是非参加させて頂きたく思います。会長にも宜しくお伝え下さい。
taka
2008年11月28日 07:47
11月27日の例会レポートを追加しました。
YN
2008年11月28日 22:50
 11月27日の②「何回繰り返しても裏向きになるカード」は、芦ケ原 伸之氏のアイディアだそうだ。加藤英夫氏がこれに前後のハンドリングを加えた手順「エンドレスターン」を発表しています。
 芦ケ原氏はTAMC(東京マジシャンズクラブ)の会員でしたが、マジシャンというよりパズル作家・コレクターとして、世界に知られていました。2004年に亡くなられました。
miwatyann
2008年12月01日 12:20
「何回繰り返しても裏向きになるカード」は好きなパターンです。
自分一人でエンドレスに繰り返していそう!あれ?夜が明けた。
taka
2008年12月13日 22:36
12月11日の例会レポートを追加しました。